人気ブログランキング | 話題のタグを見る


by satoshi_aohara
『タケヤネの里』 各地で巡回中!
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
フォロー中のブログ
カテゴリ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
記念展示会開催中!
ドキュメンタリー映画『藝州かやぶき紀行』の世界展

好評開催中!

場 所 : 広島県民文化センター2階文化情報コーナー
       広島市中区大手町1-5-3(本通り)   ℡082-249-8385
日 時 : 平成19年9月8日(土)~21日(金)  毎日 午前10時~午後6時

入場無料

主催: 西中国茅葺き民家保存研究会

協力: 財団法人ひろしま文化振興財団




【展示内容】

・『藝州かやぶき紀行』ロケ風景や茅葺き民家のスチール写真50点

・水車小屋の模型(茅葺き職人・石井元春氏作)

・茅葺き民家の模型(大工・上田光行氏作 30分の1、撮影:小沢康甫氏)

記念展示会開催中!_d0127396_4153795.jpg


記念展示会開催中!_d0127396_416546.jpg

 模型の屋根材は、エノコログサ(ネコジャラシ)の茎を蒸し乾燥させたもの
# by satoshi_aohara | 2007-09-16 04:24 | PR
ブログ開始
このたび私が二年がかりで撮影を敢行しました
映画『藝州かやぶき紀行』が広島のシネツイン1で上映されることになりました。

公開間近です!

おそらく広島県でこれだけ本格的に「かやぶき」にまつわる映画が作られたことは
初めてのことであり、少しでもかやぶき民家継承の一助たりえればと思って製作しました。

ぜひご覧ください!

このブログでは映画のことなどいろいろ書こうかと思っております。

三日坊主かも



●○────────────────────────○


ドキュメンタリー映画『藝州かやぶき紀行』

シネツイン1にてロードショー!

9月22日(土)~9月28日(金)



【青原さとしのHP「土徳の世界」】


【youtube予告編】


ブログ開始_d0127396_3515262.jpg


芸州かやぶきへの旅          青原さとし
広島の茅葺き職人は、「芸州屋根屋」あるいは「芸州流」「芸州屋根師」「広島サッカ」などと呼ばれていました。これは広島県以外の人たちが、彼らをさしてそう呼んでいたのです。調べてみるとかやぶき職人が地域名を冠して呼ばれているのは、「会津」「筑波」「越後」などが有名で「芸州」もそれらと並び称せられるぐらいの知名度があるようでした。二年前、私は、広島生まれなのにこの話を初めて耳にし驚きました。また、広島県下には、現在でも実際に人が生活している茅葺き民家が意外に多く、茅葺き職人数人が、まだ現役で作業をしているというのです。私は「芸州屋根屋」の実像を探る旅を始めました。

ブログ開始_d0127396_353128.jpg


【解説】
 自然の草木だけを使い、人類が太古から暮らしてきた住まい、茅葺き民家。茅(カヤ)とは、ススキ、チガヤ、イネ、ムギなどイネ科植物、草屋根材料の総称を言う。
広島県東広島市の西中国茅葺き保存研究会・上田進さんが、広島県の山間地から瀬戸内海まで幅広い領域の茅葺き民家を案内してくれる。夏は涼しく冬は暖かい、どこか郷愁すら感じさせる茅葺き民家。かつては都市周辺ですら軒をつらね、各集落には、茅葺き職人が多数いて、村人共同で屋根を守ってきた。また、広島では明治時代後期から昭和30年代までに、茅葺き職人が、関西、山口県、北九州などに大量に出稼ぎにいき「芸州屋根屋」という名を広め隆盛を極めたいわれている。
しかし近年、茅葺き民家は、急激に消滅の途をたどり、現在、県内には、人が実際に暮らす茅葺き民家はわずか二百棟、茅葺き職人は数人。農山漁村の人口激減と高齢化、宅地造成化、ダム開発による集団離村…。非情なまでの時代の流れによって、いまや風前の灯火となった。
映画では東広島市志和堀唯一の茅葺き職人・石井元春さんが行う茅刈り、茅ヘギ、茅葺き、ハサミ入れなど屋根葺き替え作業の全工程を主軸に、その他県内各地の職人や生活者の証言を綴り「芸州屋根葺き技術」の全体像をさぐり、京都や北九州など芸州屋根屋の出稼ぎの痕跡も広範囲に訪ねその実像に迫っていく。そこに浮かび上がってくる農村で育まれた人の営みの広大なひろがり。
忘れられてゆく茅葺き民家、その未来への願いとは!
  (2007年/カラー/DV&16㎜/90分)

【助成】 文化庁  ひろしま文化振興財団
【製作】㈱新日放・Imagin
【スタッフ】撮影 斉藤博文 加藤浩明 川上昌平 永金春充  撮影助手 星山智和
  VE 松永博子  照明 ㈱ウィット 映像効果 京極朝夫 坂本陽一
  MA 細川尚史 CG 藤井宏規  制作 二宮康幸 プロデューサー 明比 竜次
【朗読】高尾六平 【写真資料提供】国土地理院 宮内庁書陵部 【題字】 保手濱光男(号 神龍)
【図面作成】橋本光代  【音楽】 作曲・演奏・唄 ゴトウイズミ レコーディングエンジニア 明石学
【協力】 西中国茅葺き民家保存研究会 田川市石炭・歴史博物館
ひろしま県立みよし風土記の丘 新内農園
【撮影地】広島県:東広島市、熊野町、可部、安芸太田町、北広島町、神石高原町、三次市、東城町、大芝島
      山口県:山口市各地、萩市、柳井市、
      福岡県:田川市
      京都府:南丹市美山町、京都市
      滋賀県:マキノ町
      
【撮影・構成・語り】 青原さとし

9月22日(土)~9月28日(金)
上映時間:(1)15:00~16:30(90分)
       (2)20:40~22:10(90分)
当日料金:一般1,500円
       大学1,200円
       高校以下、シニア1,000円
       レイト割引1,200円

前売り券:一般1,000円 (9月9日頃・シネツイン、デオデオにて販売開始)

シネツイン1(本通り)
 広島市中区本通2-22 アペックス2 BF TEL:082-241-7711 
 http://www.saloncinema-cinetwin.jp/sc.html
# by satoshi_aohara | 2007-09-16 04:11